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t3の板とt0.5リングをTIG溶接での施工

一般溶接工では絶対にTIG溶接での施工は難しいと思います。厚板と薄板の溶接は穴が開く可能性が高いです。 なぜなら厚板が溶けるまでに、接合部のt0.5が溶け落ちてしますからです。 この製品に関しては食品機器装置の蓋部分になり、エンドユーザーが触る機会が多くt0.5リング部の板厚が厚くないように作りたいとの指示でした。 エンドユーザーが扱うため、落とす可能性もあるので、ファイバーレーザー溶接なら振動・衝撃に弱く溶接部が割れる可能性がありますので、TIG溶接でしっかり溶接して強度を出しております。